あなたのシェアハウスで火災が起きたときにどこから逃げますか?
地震が起きて、エレベーターが動かなくて、階段へのドアがあかないとき、どうやって逃げますか。
現在火災・地震・津波等の災害は日本では人ごとではありません。
そしてシェアハウス、という特色により、あまり管理が行き届かない物件では
同じ部屋の住民のゴミの放置や火の不始末により、自分の部屋から、リビングから出火ということもあるかもしれません。
シェアハウスがはやりである昨今、
「シェアハウスで火災、男女○名が犠牲に・・・」
という記事も近いうちに出てくる可能性は低くはないと考えています。
また、古い建物をリノベーションしたシェアハウスもかなり多いと思われます。
その為、入居をする際に私はいくつかのことを確認しています。
1.非常階段はあるか。
火災や地震が起きた時に階段が一つしかなく、その階段が通れない場合、どこから逃げるのでしょうか?普通は非常階段ですよね。
私は非常階段が無い(避難はしご等の他の避難設備も無い)物件には住みません。
特に以下の条件の場合で避難階段が無い場合は建築基準法にも違反している場合があります。そのような物件は法律にも反しているので住まないです。
避難階段設置義務建物
・5階以上
・地下2階以上
非常階段が無い場合は、避難はしごを設置する等の措置が必要です。
※ちなみに、非常階段がある場合でも消防法において、4階まである物件で全階が住居、かつ各階の収容人員30人以上である場合は避難はしごの設置が義務つけられているそうです。Yahoo知恵袋からの引用で申し訳ないですが
2.築年数
地震に強い!賃貸物件の選び方
こちらのサイトにもあるように、1981年6月以降にたてられた物件であれば、建築基準法が改正されているので、81年以降のものを選びましょう。
というものもあれば
間違いだらけの部屋探し
このサイトの一番下の記事のようにデータを踏まえて1971年以前の物件が安全面で不安があると伝えている物もあります。
私は出来れば1981年以降、それでもその物件に住みたければ1971年以降にたてられた物件に住む、と単純に考えています。
崩壊はしないかもしれませんが、ヒビが入ったりして引っ越しをしなくてはいけない可能性も出てくるので、見ておくポイントかもしれません。
3.リビング等の共有部は綺麗か
リビングにゴミや誰の物かわからないものが山積みになっていたり、屋内に喫煙スペースがありませんか?
共有部が汚いことは住民の清潔感を反映しているし、個人の部屋はもっと汚いかもしれません。そういった心のゆるみが火災を引き起こすかもしれないので、少し気にします。
安いという理由だけで、住居の安全性を全てあきらめるのは得策ではないと考えます。
その毎月+2000円があなたの命を救うかもしれません。
今一度、シェアハウスを選ぶ前に、立地や家賃だけでなく、安全性も確認しましょう。
もう既に住んでいるのであれば、改善案を管理会社に伝えるのも良いと思います。
と、こんなことをブツブツ言っていたら、彼氏が一言。
「どこに住んでも一緒やって!」
それ、いっちゃあおしまいでしょ!! 笑
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